記念すべき第10回目はTOHOシネマズ日本橋で開催!

今回で10回目の開催となる、TOHOシネマ学生映画祭。
学生の学生による学生のための映画祭として、企画から広報、上映会運営まですべて実行委員の学生が行っています。
4月10日にTOHOシネマズ日本橋にて、CM部門、アニメーション部門、ショートフィルム部門の3つの部門の上映会と授賞式がありました。

※コンペナビでは今年1月に、実行委員のお二人から映画祭にかける想いをインタビューしています。
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【TOHOシネマズ学生映画祭】学生監督が一番輝くために私たちができること

ショートフィルム部門大賞はなんと女子高生

CM部門、アニメーション部門ともに意欲的な作品が集まり、第一線で活躍する審査員たちからも好評価を得ていました。

しかし、なんといっても注目はショートフィルム部門。

ショートフィルム部門大賞は『トイレハザード~一緒に食べよ~』の高校生2年生の酒井日花(さかいにちか)さんでした。
作品は1年生のときの文化祭用に作ったもので、「便所メシ」がテーマのホラーコメディです。

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映像系専門学生や大学生からの作品が並ぶなか、高校生の大賞受賞という快挙に会場はこの日一番の盛り上がりを見せました。
「賞状も、トロフィーも、賞金も全部嬉しいです」と壇上で涙ぐみながら語る姿が印象的でした。

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酒井日花さんインタビュー

酒井さんには、コンペナビのインタビューにも答えていただきました!

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--受賞おめでとうございます!大賞が決まった時の気持ちは?

まさかって感じでした笑
toho学生映画祭に出す時はまず最終に残るなんて思っていなかったので、担任の先生と「1次突破できればいいね〜」「落ちてもくじけず違う映画祭にだそうね」と、話していたのを覚えています。笑
自分一人の力で受賞したわけではないので、一緒に作った人たちへの感謝の気持ちと、早く伝えなければ!!という思いでいっぱいでした。笑

-- 撮影で大変だった点を教えて下さい。

校舎が工事をしていて音が使えなくなってしまい、アフレコしたことです。
私自身は出演してないのでそこまでですが、クラスメイトは口の速さに合わせるのが苦戦したようです。

私自身一番大変だったことは、映画祭に出すにあたり、動画を約10分近く削らなければいけなかったことです。でもそれをやったおかげで、皆さんにテンポがいいねと、褒めていただける作品にすることができました。

--今後はどんな作品を作っていきますか?

見る側も作る側も、楽しくワクワクするような作品を作っていきたいです。

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第10回TOHOシネマズ学生映画祭、ショートアニメ部門は全作品に贈賞 奥田誠治「ここにいる人たちが映像を担えば未来が明るくなる」