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4月8日はお釈迦さまのお誕生日です。
お釈迦さまは、約2500年前スッドーダナ王（浄飯王）とマーヤー王妃（摩耶夫人）との間に誕生され、ゴータマ・シッダールタと名づけられました。
ある夜、マーヤー王妃は牙を6本持つ白い象が天から舞い降り、自分の右わき腹に入っていくという不思議な夢をみられました。その白い象はお釈迦さまが姿を変えてマーヤー王妃の体に入られたのだと伝えられています。その後、出産のために里帰りをされる途中、ルンビニー園で休憩をされていました。そこでお釈迦さまが誕生されたのでした。
この時、花々は咲き乱れ、産湯代わりに甘露の雨が降り注ぎ世界中が輝き喜びで溢れたといわれています。
この古事により誕生日の行事は、「灌仏会（かんぶつえ）」、「仏生会（ぶっしょうえ）」、「降誕会（ごうたんえ）」、「花まつり」など多くの愛称で親しまれています。内容として、多くの花で飾られた寺院で行われる法要や白象を引いての稚児行列、甘露の雨に見立てた甘茶を仏像に灌（そそ）ぐなどさまざまな行事があります。
またお釈迦さまは、生まれるとすぐに東西南北に7歩ずつ歩まれ、右手は天を、左手は地を指して、「天にも地にもただ独り私として尊いのである（天上天下唯我独尊）」と宣言されました。
これは「この世の中で、それぞれかけがえのない尊い存在であり、かけがえのない尊いいのちである」とお伝えになっているのです。

さて、本会頒布の「花まつりポスター」及び「花まつり絵はがき」について、来年のデザインから一般公募をさせていただくことになりました。
本会の目的である「仏教文化の宣揚」を具現化するための事業として、お釈迦さまの誕生日である「花まつり」の推進に取り組んでおり、具体的には花まつりのポスター並びに絵はがきを頒布しております。
この度、「花まつりポスター」及び「花まつり絵はがき」について、デザインを一般公募をさせていただくことになりました。
デザインの公募を実施することにより、様々な視点から「花まつり」を描いていただき、更なる頒布と周知を実現していきたいと考えています。本公募によって、作品をご応募いただくご本人や周囲のお釈迦さまの誕生日に対する興味や関心をお持ちいただき、、「花まつり」という言葉や4月8日はお釈迦さまの誕生日であることの浸透のきっかけにできればと考えております。併せて、寺院等で開催する花まつり行事への一層の理解や参加していただくことに繋がることも期待しております。