第7回片岡安賞(日本建築協会論考コンクール)
- 締切
- 2023年10月31日(火)
- コンペの概要
日本建築協会は創立100周年を機に、いわゆる学術論文とは一線を画す「論考」コンクール
をスタートさせました。第7回の募集テーマは「Well‐being」です。
今回から「片岡安賞」受賞者には10万円の賞金が贈られることも決まりました。
広く各方面からの果敢な応募をお待ちしています。
- 賞
-
- 最高賞金
- 10 万円
片岡安賞受賞者には賞金10万円及び副賞を贈る。
その他の受賞者には副賞を贈る。
募集要項
- コンペの募集内容
- ■募集テーマ:Well-being
「Well-being」という言葉をこの頃よく耳にするようになりました。
WHO(世界保健機関)によると、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(Well-being)にあること」です。ひとときの幸せを表す英語「Happiness」とは異なり、持続的な幸せを意味するとも言われています。
また、空間づくりの指標として「Well」は欠かせない概念になっています。
例えばWELL Building Standard(WELL認証)の登録を目指す建築物は増加の一途をたどっており、わが国では2022年度10件以上が新たにWELL認証を取得されました。コロナ禍により、ますます、建築空間の健康度合いを数値化するニーズが増えているのでしょう。
一方、「being」とは存在・実在そのものを表す言葉ともいえます。
さまざまな価値観を持つひとびとの存在・実在そのものがこの複合語のベースであると考えたとき、「Well-being」は数値に置き換えられにくいものも内包しながら、幸せなる在り様とは何か?と我々に問いかけている言葉なのかもしれません。
アフターコロナ、混迷を極める世界情勢、対話型AIの台頭……新たな状況下にある今、「Well-being」そのものを改めて捉え直し、我々がどのように向き合うべきなのかを問いたいと思います。
幸せなる在り様を希求して、そうではない状況を変革していくのか? あるいは、そうではない状況も受け入れていくのか?
広く社会や建築など人間を取り巻く環境から、様々な視点で論じていただければ幸いです。
- コンペの募集期間
- 2023年06月01日(木) から 2023年10月31日(火) まで
- コンペの日程
- 2023年6月 募集要項公開
10月31日 応募締切(消印有効、電子投稿の場合23時50分)
11月~2024年1月初旬 一次審査
3月初中旬 オンラインによる公開プレゼンテーション・最終審査
5月 受賞論考・著者名発表(『建築と社会』2024年5月号)
6月 論考本文を会誌『建築と社会』2024年6月号に掲載
6月 表彰式(一般社団法人日本建築協会定時総会)
- 参加方法
- ■応募条件
・投稿料は無料とする。
・応募者の国籍、年齢、所属は問わない。
・応募論考は単著、共著を問わない。
・応募論考は未発表のものに限る。ただし、会誌『建築と社会』に
掲載された記事の改稿による論考は可とする。
・使用言語は日本語に限る。
■執筆要領
・文字数は6,000字程度とする。
・必要事項を記入した応募用紙とともに担当窓口へメール送付もしくはA4サイズに印刷したものを郵送する。
なお、応募用紙は本会ホームページからダウンロードする。
・電子データにて提出する場合、文書作成ソフトWord(Microsoft社)もしくはそれに類するもので原稿を作成する。添付画像は解像度300dpi以上とし、合計10MB以上になる場合は分割して送信すること。
- 参加資格
- 不問
- 著作権の取扱について
- ・著作権は応募者に帰属する。
・ただし本会にかかわる出版・印刷においては、一般社団法人日本建築協会
が自由に使用することができるものとする。
- 主催
- 一般社団法人日本建築協会
- お問い合わせ先
- 一般社団法人 日本建築協会
〒540-6591 大阪市中央区大手前1-7-31 OMM7F
電話06-6946-6981 FAX 06-6946-6984
メールアドレス
- 公式ホームページ
-
第7回片岡安賞(日本建築協会論考コンクール)
URL: https://www.aaj.or.jp/project/award/aaj-award/kataoka07.html