パープルリボン作曲賞
- 締切
- 2022年08月31日(水)
- コンペの概要
音楽で 非暴力の輪 広げよう!
パープルリボンは、セクハラ・DV・性暴力{注1}など、女性に対する暴力防止{注2}のシンボルマークです。誰もが女性・男性の良好な関係を築きたいもの、また、本来、暴力が好きな人はいないはずです。そこで、私たちはここに、非暴力の文化としての音楽財産を掘り起こす《パープルリボン作曲賞》を創設し、その理念を持つ音楽を広く公募します。暴力に対抗するのは「音楽による美的体験」なのです。さらには、この作曲賞の活動によって、職業音楽家や音楽愛好家の方々が、「stopセクハラ・DV・性暴力」推進の楽曲と出会い、レパートリーに取り入れていただき、パープルリボンの理念が広がることも期待しています。音楽によって、皆が安心して暮らせる、住みよい社会環境を目指しましょう。
{注1} セクハラ・DV・性暴力には、女性被害者だけでなく、男性被害者・LGBTの被害者も存在し、現実は多様であり、我々はこれら全ての暴力の根絶を実現していきます。
{注2}11月25日は、国連の定める女性に対する暴力撤廃デーです。その日程に合わせ、内閣府男女共同参画局は、「令和3年度 女性に対する暴力をなくす運動」の期間を、11月12~25日と定めました。また、パープルリボン・コンサートは、その時期合わせ、開催されてきました。
- 賞
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- 最高賞金
- 8 万円
●褒賞の構成
①パープルリボン作曲賞 8万円
②ひまわり賞 最大3作まで、各1万円
●各賞の趣旨説明
①「パープルリボン作曲賞」は、この作曲賞本来の賞です。
②「ひまわり賞」は、今回のみの特別賞という位置づけです。
《以下、特別賞「ひまわり賞」に関しての詳しい説明です.》
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a) 「ひまわり賞」設定までの経過
本作曲賞審査員・清水友美(最下部に詳しいプロフィールあり)は、長年、朗読劇「ひまわり~DVをのりこえて」の上演に関わり、女優として出演してきました。そして、昨今のコロナ禍の情勢に合わせて、インターネットによる朗読劇の配信を行うにあたり、著作権フリーの劇中音楽の作曲を清水友美が担当することになりました。そこで、以上の事情と、この作曲賞の事業を連動させ、応募曲の中から朗読劇にふさわしい音楽を選び、賞として設定することになりました。
b)曲の応募の前提
●もちろん、この朗読劇に全く関係なく、作曲していただいて差し支えありません。「ひまわり」の劇中音楽を想定して書いた曲で応募することも可能、ということにすぎません。
●朗読舞台はいくつかシーンがありますので、色々なタイプの、複数の曲を選ぶ可能性があります。もし合う音楽があれば、清水友美が演奏してレコーディングし、その音源を、朗読舞台「ひまわり」に使用します。
●参考映像として、抜粋ではありますが、YouTubeのリンクをご覧ください。
◆朗読劇「ひまわり~DVをのりこえて」ダイジェスト
https://youtu.be/ddXmYF9JZV4
もし、初めから「ひまわり」に合う音楽を想定して書きたい方は、この映像を参考にして、作曲してください。(このYouTubeの音楽は、著作権フリーのもので実際に、リアルな公演で使っている音楽ではありません)
●劇団の簡単なプロフィールは、以下の通りです。
【市民劇団オンリーワン】
DV(ドメスティック・バイオレンス)被害者の手記をもとにした朗読舞台「ひまわり~ DV をのりこえて」(横浜市男女共同参画推進協会主催)に2004年から取り組み、 全国各地からの依頼に応え、今までに70回を超える公演を重ねている。若い世代向けにデートDVをテーマにした朗読や、ワークショップ・成果発表も数多く行っている。
c) 「ひまわり賞」受賞にあたってご理解いただきたいこと
●朗読劇に使用する音楽は、インターネットで配信することも前提としているため、著作権上の問題が生じます。そのため、「市民劇団オンリーワン」と作曲者の間で、「ひまわり」で音楽を使用する際に限定して、著作権を問わない趣旨の覚書をかわしていただくことが前提となります。
作曲者にとって、朗読舞台「ひまわり~DVをのりこえて」が公演されたり、ネット配信されるたびに、作品が多くの人に聴かれる機会が増えるというメリットがあります。
●「ひまわり」に合う音楽を想定した作品でも、素晴らしい作品であれば、パープルリボン作曲賞が与えられることもあり得ます。その場合も、著作権を問わない趣旨の覚書をかわしていただくことが前提となります。
●「パープルリボン作曲賞」は、3人の審査員の合議で選定されます。「ひまわり賞」は、最終的に審査員・清水友美による選考となることをご承知おきください。
●朗読劇の公演の際、聴衆への配布物(パンフレット等)の中に、作曲者・曲名、「パープルリボン作曲賞の特別賞『ひまわり賞』の受賞作である」旨が記されます。
●朗読舞台「ひまわり~DVをのりこえて」の原作であるDV被害者の手記をまとめた小冊子を 劇中音楽の作曲の参考にされたい方向けに、1冊につき、送料・梱包料200円(本来は300円+送料)で配布致します。
◆小冊子の申し込みなどの連絡先はこちら→→ himawari.onlyone[アットマーク]gmail.com
※[アットマーク]の個所を記号に変えてください.(本作曲賞事務局ではなく、朗読劇の関係者です.)
募集要項
- コンペの募集内容
- ●楽器編成:今回はピアノ曲とする。(第2回は歌曲を予定)
《応募曲に関する留意事項》
・演奏時間は最大10分程度で、それを下回る時間であれば何分でも可とする.
・応募曲は新作に限定せず、旧作も可とする。
・過去の自作の改作および編曲も可とする。
・エレクトロニクスの使用は可とする.本選の演奏の際、機器は作曲者持ち込みとする.
・内部奏法は不可とする。
・ピアノ本体を叩く奏法は、ピアノを傷つける恐れがない限り可とする。
・演奏者自身のボディパーカッション、打楽器・ハーモニカ等の持ち替え楽器の使用は、ピアノ曲であるという体裁を崩さない範囲でならば可とする.
・図形楽譜も可とする。
・一人が複数の作品を応募提出することも可とする.
・本選では自作自演を行うか、主催側が準備した演奏者による演奏を希望するか、選ぶことができる。
《その他留意事項》
・本選で自作自演を行った場合、演奏料は支払われない。
・ 本選に出場した者の会場までの往復交通費は、自前とする。
・ 楽譜は、手書き譜の鮮明なコピーやノーテーションソフトで作成したものとする。
・ 一旦提出された楽譜の内容の変更や追加は認めない。
・ 万一の事故に備えて、作曲者は応募作品の原譜を必ず保管すること。
・ 応募した資料は原則として返却されない。
・ 一旦納入された応募料は、いかなる理由があっても返金されない。
- コンペの募集期間
- 2021年11月29日(月) から 2022年08月31日(水) まで
- コンペの日程
- 【パープルリボン作曲賞本選】
※応募曲をできる限り演奏し、音を実際に聴いて審査する方針とする。
※本選での演奏曲数を最大8曲とする。
※応募曲が9曲以上あった場合、譜面審査を行い、8曲に絞り込む。譜面審査を行った場合、応募者全員にその結果をメールで通知する。
※受賞曲を、次回の《パープルリボン・コンサート》にて演奏する。
〔本選日程〕 2022年11月後半を予定
〔入場料〕 無料(カンパを歓迎)
〔会場〕 都内
《その他留意事項》
・本選の日程と会場は、正式に決定され次第、応募者にお伝えし、またサイトに掲載する。
・審査は非公開とし、選考結果は後日に発表する。
・受賞作の発表は、本選終了後、日を改めてメールで応募者に発表する。
・審査員による応募曲全体に対する講評と、受賞作に対するコメントを、参加者全員に送付する。選考結果と講評およびコメントをサイトにも掲載する。
※ご応募いただいた個人情報は、当コンクールの事務処理のみに使用し、本人の同意なしに第三者に提供されない。
- 参加方法
- ●応募料:一曲につき3500円.振込手数料を負担の上、口座に振込みのこと.
振込先[みずほ銀行・桜台支店(普)1438903 名義:メンタルサービスセンター 草柳和之]
●応募者資格 国籍、経歴、年齢などは不問
●応募の締切 2022年8月31日(当日消印有効)
●応募方法 締切日までに、譜面のPDFファイルと必要事項を記入した応募申込書をメールにて送付。または、譜面のコピー4部と、必要事項を記入した応募申込書を添えて、送付。
●応募申込用紙は、サイトよりダウンロード.
※パソコン・タブレットの状態によっては、応募用紙がうまくダウンロードできない場合があります。その場合には、下記にメールをいただければワードによる応募用紙をお送りしますので、それに記入してお送りください。
●送付用メールアドレス kusayanagi-k[アットマーク]msj.biglobe.ne.jp
※[アットマーク]の個所を記号に変えてください.
- 参加資格
- 不問
- 著作権の取扱について
- ・ひまわり賞については、著作権をキャンセルしていただくことになります.
- 主催
- パープルリボン作曲賞事務局 (メンタルサービスセンター内)
- お問い合わせ先
- 【パープルリボン作曲賞事務局】
メンタルサービスセンター内 〒176-8799 練馬郵便局留
Tel03-3993-6147、070-5016-1871 http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
- 公式ホームページ
-
第1回パープルリボン作曲賞
URL: http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/purple%20ribbon%20composition%20award%20page.html