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「北陸Resionダンスフェスティバル2025」はアーティスト・イン・レジデンス・プログラムです。
さまざまな芸術の分野で活動するアーティストを対象として、北陸地方の”まち”に滞在し、地域の住民と関わりながら、住民に発見と感動、交流のきっかけを与えられるようなアート活動を支援します。
今回は被災地である能登地方に滞在していただく予定です。復興支援を兼ねたAIRに興味のあるアーティストを１〜２名募集いたします。
選出されたアーティストのみなさんには、市民と積極的に関わりながら、その場所でしか生まれ得ない活動や作品創造を実現し、アーティストとして社会及び被災地復興支援に関わる活動を実現して頂きます。
※地域での活動展開のサポートも兼ね、公募で選ばれたアーティスト(1名もしくは1組)に対し、現地にゆかりのある異ジャンルのアーティストを紹介し、共同制作を行なって頂くことを想定していますが、コラボレーションの可否等はアーティストの意志を考慮し、関わり方の具体的な方法は相談しながら決定します。
この事業の目的は、全国から多様で個性的な表現を持つアーティストを石川県に招き、コンテンポラリーダンスを通じて北陸と全国をつなぐことです。アーティストが地域の人々と交流することで、コミュニティの活性化を図り、ダンスに触れる機会を提供することで、地域振興の一助となることを目指しています。
また、自然環境や古民家など、従来の劇場とは異なる空間を活用した新たな表現の場を提供することで、アーティストにとって創造的な挑戦の場を広げるとともに、地方の町を創造的な場所として発展させる可能性を探ります。こうした活動を通じて、アーティスト自身が創造を通じて社会と関わり、地域とのつながりを深める力を育むことも目的としています。
今回AIR（アーティスト・イン・レジデンス）の対象地域である能登地方では、昨年発生した地震から1年が経過した現在も、復旧作業が進む一方で多くの課題が残っています。特に9月の豪雨が復興にさらなる遅れをもたらし、被災した住民の生活再建や地域コミュニティの再生にも影響を及ぼしています。その結果、住民同士のつながりや心のケアが十分に行き届いていない現状があります。
こうした状況の中で、アーティストの皆様には、能登地方に滞在し、地域住民との対話や交流を深めていただくことで、地域に新たな活力を生み出し、復興支援に貢献していただきたいと考えています。地域の文化や歴史に触れ、人々との共同活動を通じて、被災地の再生や住民の精神的な支えとなるような取り組みにつながればと思います。
事業を実施する７月の能登地方がどのような状況で、どれだけのことが実現できるか分かりませんが、この趣旨に興味を持ち、意欲的に取り組んでいただけるアーティストの皆様のご応募を心よりお待ちしております。