衣装デザイン・コンペティション “継往開来”-現代音楽とバレエで描く神話の世界-
- 締切
- 2020年02月01日(土)
- コンペの概要
2020年11月10日(火)兵庫芸術文化センター阪急中ホール(約800席)にて開催される舞台で使用する衣装デザインのコンテストです。
I.ストラヴィンスキー《春の祭典》と、作曲家・久保洋子氏の新作《オンディーヌ》の2部門になります。
非常に高度な舞台芸術になる見込みで、製作者・演者ともに最高のお披露目が出来る舞台です。
そのため、クリエイティヴなアイディアをお持ちの方を募集しています。また、経費の都合上、衣装枚数が多く賞金が安いので、出来るだけコストを下げて製作される方を求めています。
- 賞
-
- 最高賞金
- 7 万円
《春の祭典》部門:賞金7万円(材料費含)
《オンディーヌ》部門:賞金7万円(材料費含)
各1名。
募集要項
- コンペの募集内容
- 【賞】
《春の祭典》部門:賞金7万円(材料費含)
《オンディーヌ》部門:賞金7万円(材料費含)
上記入賞者の作品は、“継往開来”の舞台で使用されます。入賞者および1次選考通過者には、当公演の入場チケットが贈呈されます。また、入賞者のお名前を当日のプログラムに掲載いたします。
【エントリー作品条件】
・各部問ごとのエントリー(2部問両方の参加も可)
・参加者のオリジナル作品に限る
・人が身につけて踊ることの出来るものであること。
・複数枚必要な衣装も多いことから、材料費を安く抑える工夫ができること。
【エントリー課題】
① I.ストラヴィンスキーの《春の祭典》で使用する衣装全て。
主役・少女たち・敵国の女性たち・男性・獣を背負った人たち
[一次選考]デザイン原案提出。(郵送、またはPDFファイルで提出。)
[二次選考]各役柄ごとに1点ずつ作品提出。
優勝者は、複数枚必要な役柄の作品を指定枚数分提出。
② 久保洋子《オンディーヌ》で使用する衣装全て。
オンディーヌ、ハンス、ヴェルタ、オンディーヌを取り巻く水の精たち
[一次選考]デザイン原案提出。(郵送、またはPDFファイルで提出。)
[二次選考]作品提出。
優勝者は、複数枚必要な役柄の作品を指定枚数分提出。
【審査員】
久保洋子
大阪音楽大学、同大学院を経てフランス政府給費留学生としてパリに留学。P. ブーレーズが所長を務める IRCAM 給費研修員。パリ第1大学大学院博士課程修了。日本の伝統芸術が現代音楽に与えた影響についての論文で審査員全員一致の最優秀の成績を得て、芸術と芸術学の博士号を取得。フランス政府主催第1回日仏現代音楽作曲コンクール第1位。作品は日本、フランス、ドイツ、オーストリア、イタリア、スペイン、イギリス、スイス、アメリカ、メキシ コ、ギリシャ、中華民国、大韓民国など、世界各地の国際音楽フェスティヴァルなどで演奏されている。又、フランス国営放送、NHK などで放送され、特に、SF2Kultur (スイス国営放送)では、久保洋子作品リサイタルとインタビュー及びアンサンブル・プロトンコンサートのライブ録音の番組が組まれた。又、フランス・ミュージック(フランス国営放送)から委嘱を受け、IN-YO-GOGYOを作曲。インタヴューを交えた1週間にわたる番組でクローズアップされた。作品はフランスのコンブル出版社、プティ・パージュ出版社、ブラザヴェル出版社より出版されている。2005 年、パリ・ソルボンヌ大学博士課程客員教授に就任。日本の伝統芸術と現代音楽のレクチャーを行なう。又、パリ第6大学、パリ国立高等音楽院、クライスチャーチ大学や、国際音楽フェスティヴァルなどでもレクチャーを行なう。Musicalp(ティーニュ[旧クールシュヴェール]国際音楽アカデミー)、ウルタン国際 音楽アカデミー、カリアリ国際音楽アカデミーなどに教授として招聘されている。又、2年に1回フランスのオルレアンで開かれる世界最高峰の現代音楽のピアノコンクールの1つ、オルレアン国際ピアノコンクールの審査員として招聘される。ピアニストとしては、アヴィニョンでのメシアン作品の演奏に際して作曲者自身より「詩情溢れる素晴らしい演奏」と絶賛されるなど、作曲家ならでの分析力とテクニックを兼ね備えた数少ないピアニストとして信頼も大きい。日本においては 1997年より20世紀音楽浴、2001年より21世紀音楽浴を主催。フランスからトップ・アーティストを迎えて、セミナー、レクチャー、シンポジウム、リサイタル、コンサートを行なった。それを発展させた形で2013年から未来の音風景シリーズを開催する。能楽と現代音楽で同じ題材を扱い、それぞれの特殊性や普遍性を追求し、未来の音楽の1つの方向性を示唆している。作曲を近藤圭、アナリーゼを O. メシアン、I. クセナキス、ピアノを Y. ロリオ、C. ぺトレスク、謡と仕舞を越賀義隆、越賀隆之、小鼓を成田達志、能管を赤井啓三の各氏に師事。現在、大阪音楽大学教授。同大学作曲研究室主任教授。人間の感情を表現するプリミティフな方法である声と動きに注目、能楽とバレエを修得しながら、机上の研究だけでは得られない経験主義に基づく方法で、堅実な理論体系を根底に持ちながら作曲と演奏の実践を通して音楽を発信している。フランスと日本を等距離の視点から見られる数少ないアーティストとして、国別ではない個別のアイデンティティーを持った作品の作曲を目指している。
【審査基準】作品のクリエイティビティ、実用性
- コンペの募集期間
- 2019年12月29日(日) から 2020年02月01日(土) まで
- コンペの日程
- ・応募締め切り:2020年2月1日
・作品エントリー締め切り(一次選考):2020年2月15日
・一次選考結果発表:2020年2月下旬
・本選考作品提出:2020年4月30日
・結果発表:2020年5月中旬
- 参加方法
- コンテストサイトの申し込みフォームよりご応募ください。
または、https://www.inui-piano.com/ の「お問い合わせ」より必要事項を記入してご応募ください。
- 参加資格
- 責任を持って取り組める方。
- 著作権の取扱について
- ①応募作品は自作のオリジナル作品に限ります。
②入賞作品に関わる著作権およびその他知的財産権は、入賞をもって主催者に全て譲渡されるものとします。
④採用作品は、主催者が一部修正・補作する場合があるほか、場合によっては制作者の方に修正等をお願いする場合があります。
⑤応募された作品は返還しません。
- 主催
- INUI MUSIC SALON
- 【企画概要】“継往開来”MYTHICAL WORLD-現代音楽とバレエで描く神話の世界-
- ヨーロッパでは日常的に話題になる現代芸術も日本ではまだまだ難解なものとして捉えられています。現代の最先端の芸術を知ることは、私たちが新たな価値観を持つための貴重な機会となることと思います。今回、取り上げたいのは、海外で大きく評価されている作曲家、ピアニストの久保洋子氏の芸術です。
久保洋子氏は、フランスと日本を中心に、著名な国際音楽フェスティヴァル、アンサンブルやアーティストの委嘱を受け活動を展開され、又、フランスやスイスの国営放送が氏の作品をクローズアップしています。作品はコンブル出版社、ブラザウェル出版社等から出版されています。メシアン、ブーレーズ、クセナキスなど、歴史的な作曲家が久保洋子氏を高く評価していることからもその様子が伺えるでしょう。
今回のプロジェクトでは、若手の演奏家が中心となって活動します。舞踊と音楽を高い次元で融合させた舞台を製作したいという想いが強まった際、久保洋子氏の「未来の音風景」シリーズを連想しました。「未来の音風景」は、能楽と現代音楽で同じ題材を扱い、それぞれの特殊性や普遍性を追求し、未来の音楽の一つの方向性を示唆している舞台です。
タイトルの「継往開来」は“先人が遺したものを継承し、それをさらに発展させながら未来へ進んでいく”という、芸術家への啓示、延いては人類への啓示とも言える言葉です。クラシック音楽に限らず、芸術は人生を豊かにする上で非常に重要な役割を担っています。多忙を極める現代社会の中で、このような創造的な活動に触れることで、人生に新たな楽しみや価値を見出す機会となりますことを願っています。
- お問い合わせ先
- inuimusic@gmail.com
https://www.inui-piano.com/
(HP内「お問い合わせ」より)
- SNS公式アカウント
- @yubitatehuse (乾将万)
- @inuimusic (INUI MUSIC SALON)
- 公式ホームページ
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URL: https://www.inui-piano.com/