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第15回「新・木造の家」設計コンペ

締切
2019年09月10日(火)
コンペの概要

テーマ                                      
『世代を繋ぐ家』
木造に関心を持ち、その基盤となる森林や林業、木材ついて理解をした設計士を育成するために、「新・木造の家」設計コンペはスタートしました。
木造建築に欠かせない材料である木材となる木は、森林の中で長い年月をかけて成長します。木を植える人は、木材として使われる次の世代、その次の世代の子孫を想い、苗木を担いで、森林に足を運びます。どんなに技術が進化しても、木の成長する時間を短くすることは難しく、その手入れは数世代にわたり受け継ぎ、そして繋がれていきます。
それだけ時間をかけ、人の手によって育てられる木を使用する木造住宅もまた、消費財としてではなく、多世代が住み継ぐモノであって欲しい。
“平成”が終わり、新しい「令和」という時代を迎える今、古くから残る「イイモノ」と、みなさんが考える新しい「アイデア」を融合させた、次世代に繋ぐ住宅の提案を募集します。

最高賞金
30 万円
優秀賞 3点
・最優秀賞  (1点)  賞金30万円
・優秀賞   (2点)  賞金各5万円
特別賞 2点
・林野庁長官賞(1点)
・佐賀県知事賞(1点)
後援団体賞 2点
・瓦屋根優秀賞(1点)  賞金5万円
・トステム賞 (1点)  賞品
① 林野庁長官賞は、本コンペ開催の最大の目的である山側(木材生産者)と施主(ユーザー)を繋ぐことで日本の森林の再生、国産木材の利用促進に最も寄与すると評価された作品に対して授与します。
②佐賀県知事賞は、今回のプレゼンテーションの舞台である佐賀の未来に相応しい、夢のある家づくりの提案に対して授与します。
③瓦屋根優秀賞は、需要を増やすことで、瓦生産や施工の技術継承を図るため、瓦屋根が良く合った作品やこれまでにない斬新な瓦の使用方法を提案する作品に対し授与します。
④トステム賞は、住宅用設備(サッシ、水まわりなど)を生産、提供するLIXILが考える住宅づくりに最も適した作品に対し授与します。
⑤最優秀賞(1点)および優秀賞(2点)は、本コンペの趣旨に沿った優れた作品に対し授与します。

募集要項

コンペの募集内容
募集の概要
「新・木造の家」設計コンペ(以下、「本コンペ」とする)は、木造住宅、特に「伝統的構法」の木造をイメージした住宅設計を課題とします。
本コンペでは、個人またはグループ単位で応募のあった作品の中から、プレゼンテーションを経て、優秀賞3点(最優秀賞1点、優秀賞2点)、特別賞2点(林野庁長官賞1点、佐賀県知事賞1点)、後援団体賞2点(瓦屋根優秀賞1点、トステム賞1点)を決定していきます。
さらに、実際に建築を希望する施主募集の結果によっては、上記賞を受賞する作品の中から施主が希望する1点を、専門家の協力のもと、条件により修正を加えながら建築する可能性があります。【施主募集による建築については、(11)優秀作品に選ばれた後の手続きを参照】
なお、応募は個人若しくは1グループにつき1点のみとします。(個人で応募する者が、他のグル—プに参加応募することは不可)
設計課題
① 人が憩い集う場所である住宅本来の機能を中心に、防犯性、耐火・耐震性等が確保され、現代のライフスタイルや家族の在り方、さらには家族構成の変化にも柔軟に対応できる間取を取り入れた斬新なアイデアの木造住宅の提案を募集する。
② 伝統構法を用いた住宅。
伝統構法とは、日本に古くから伝わる、木造の建築構法です。この構法は、大陸より日本に伝わり、日本の気候風土や、人々の生活スタイルに合わせて変化を遂げてきました。近年、日本では、大規模な地震やゲリラ豪雨、予想を超える積雪など、想像もしない災害がいたるところで発生しています。そのような環境も考慮しながら、伝統構法の良さを取り入れつつ、将来の日本で「伝統構法」と呼ばれるような構法を活かし、これまでにない見たことのないような新しい住宅の提案を期待します。

設計条件
① 敷地面積は300㎡以内(集合住宅の場合は500㎡以内)とし、敷地条件、住宅の延べ床面積は適宜想定すること
② 新築に限らない<改修等のアイデア作品の提出も可能>
③ 階数の制限は設けない
④ 住人や建物の利用方法の設定は自由 <賃貸借・使用貸借等利用に関する法律の考慮は不要>
⑤ 伝統的構法を用いた木造住宅
⑥ 戸建住宅や集合住宅の別は問わない(但し①の条件を満たしていること)
⑦ 斬新な木構造の提案
木造の技術は、古く大陸から伝わり、先人の職人が高温多雨である日本の気候風土に適した形にアレンジしてきました。これから将来に向け、突発的に起こりうる稀な自然災害への備えが求められるでしょう。そこで、先人の築いた技術に提案者らしいアレンジを加えた「新・木造」の構造提案を行ってください(構造計算などの分析等は不要)。

応募資格
応募資格は、以下の全てを満たすものとします。
① 大学、大学院または高等専門学校・専門学校など(以下、大学等)で建築を学ぶ学生
② 30歳以下の学生を対象とする(2019年4月1日現在で30歳であれば可)
③ 国籍は問わない
 *二次審査(プレゼンテーション)や質疑応答に対応できる程度の日本語力を有すること
④ 個人またはグループでの応募
⑤ グループでの応募について
  ・1グループの人数は最大4人まで
・自らの専攻分野を建築の中に反映させたいと考える他学部の学生の参加も可
  ・大学等で建築を学ぶ学生を少なくとも1名含むこと
⑥ その他以下の要件をすべて満たすものであること
ア 独自のアイデアに基づき自身の力量で資料等を作成すること
*専門機関や団体に作品制作を委託しない<アドバイスや資料提供の受けることは可>。
イ 二次審査(プレゼンテーション)および表彰式に確実に参加できること
ウ 施主募集対象となる可能性があることを理解し、真剣に制作に取組むこと

応募に必要な手続き
① 特定非営利活動法人森林をつくろうホームページ(http://www.mori-tukurou.com)より登録を行って下さい。
② 登録受付期間は以下のとおりです。
  2019年6月1日(土)~2019年9月10日(火)24:00
③ 作品を提出できるのは、あらかじめこの登録手続きを済ませた学生に限ります。
④ 登録を受け付け次第、事務局より登録番号を通知します。登録を行って1週間が経過しても登録番号の通知がない場合は、事務局までお問い合わせください。

(6)作品の応募の方法及び期間
① 主催者事務局への郵送等(宅配便も含む)により受け付けます。*持参は受け付けません。
② 作品の受付期間は以下のとおりです。
  2019年7月1日(月)〜2019年9月10日(火)(当日消印有効)
③ 作品提出後、応募内容に変更のあった場合は、速やかに主催者までご連絡下さい。但し、やむを得ない場合を除き、応募に必要な書類内容の変更や作品の差し替えは一切認められません。

応募作品
① 応募に必要な提出物は以下の通りです。
a.応募用紙(応募申請書①)
参加者(代表者を含む)全ての氏名・所属大学(大学院)・学部(専攻)を記入して下さい。住所は代表者のみで構いません。ただし、申請書等書類に不備がある場合は、事務局よりご連絡させていただくことがあります。必ず連絡の取れる方を代表とし、代表者の連絡先に記入して下さい。
b.応募用紙(応募申請書②)
下記の内容をそれぞれ申請書に記載して下さい。記載形式(文章のみ、もしくはイラスト等を用いる)は自由ですが、最大でA4用紙2枚までとします。
  ・設計した住宅のコンセプトとPRポイント(構法の提案内容も含む)
  ・住宅全体の総額と使用木材の総額
  ・提案する住宅の施工により日本の森林整備にどのような効果をもたらすか
c.設計図(A1用紙1枚,パネル化しないこと)提出する設計図では以下の点に留意して作成して下さい。
  ・配置図、平面図、パースは最低限記載すること
・提案する木造住宅のイメージが分かりやすく表現されていること
  ・住人や利用方法等の記載
  ・提案する住宅のダイアグラムの記載    
d.設計図のデータ(設計図<A1用紙>として提出する作品のデータ)
  ・ファイルはjpegあるいはPDF形式で提出
  ・データはメールで送付すること(メールは問い合わせ先に記載しているアドレス宛送付)
  *大容量データを送付できるメール機能の利用をお願いします。
② 応募作品(申請書②も含む)には、署名および大学等名の記入をしないでください。
③ 二次審査の際に必要と思われる模型や、上記に掲げる以外の資料提出の必要はありませんが、 プレゼンテーションの際は、各自判断の上当日持参下さい。
④ 特定非営利活動法人「森林(もり)をつくろう」の理事長は、審査に際し必要と認める場合は、応募者等に対して提出資料の訂正もしくは追加を要請することがあります。
⑤ 審査において、明らかに過去の提案作品の模倣あるいは類似性があると認められる場合は、審査の対象外になる場合があります。

諸経費について
コンペ応募に要する諸費用及び参加作品の制作費や送付料は,全て参加学生の自己負担とします。 
但し、主催者は二次審査(プレゼンテーション)に参加する学生に対して、必要な費用の一部を以下の通り負担します。
① 経費の負担
  ・法人の負担に該当するもの
   二次審査開催地までの交通費・宿泊費 。但し、最大2名までとします。
  ・法人の負担に該当しないもの
   プレゼンテーションに必要な書類等の作成費、食事代等
② 交通費は、二次審査参加の学生等に所属する大学等の地域に応じて当法人が決めた必要経費を支給します。詳細は、「交通費に関する募集要項」をご確認ください。

コンペの方法及び入賞作品の決定
<一次審査>
・本コンペは、書類選考による1次審査とプレゼンテーションによる二次審査の2段階で 実施します。但し、提出物の内容によっては、審査の対象外とする場合があります。
・応募者等が多数の場合は、当法人に設立した第三者で構成する「審査委員会」において一次審査を実施後、二次審査(プレゼンテーション)に参加する作品制作者を選定し、応募者等(グループで参加の場合は代表者)に結果をメールおよび郵送で通知します。一次審査を通過する作品は5点程度を予定しておりますが、審査委員会の審査によっては前後することがあります。
・一次審査を通過作品は入賞とします。但し、いかなる理由においても二次審査となるプレゼンテーションに参加できない場合は二次審査の対象とならないため、入賞扱いとはなりませんのでご了承下さい。
<二次審査>
・一次審査で選定された作品の中から、応募者が一次審査で提出した設計図に加えて、パワーポイントや模型などを用いたプレゼンテーションを行い、審査委員による質疑や議論を通して、提案された作品の完成度や総合性を基準に賞を決定します。



審査委員(敬称略)
    委員長 鈴木祥之 (立命館大学衣笠総合研究機構教授・京都大学名誉教授)
    委員  五十嵐勉 (佐賀大学全学教育機構教授)
        井出光俊 (国立研究開発法人森林研究・整備機構森林整備センター審議役)
        伊東龍一 (熊本大学大学院先端科学研究部教授)
        薄井幸夫 (一般社団法人全日本瓦工事業連盟理事長)
        小山田順二(佐賀県農林水産部林業課長)
        竹迫継美 (西九州トステム株式会社代表取締役)
        前川 康  (NPO法人伝統構法の会会長 株式会社前川建築研究室代表取締役)
        三島伸雄 (佐賀大学大学院工学系研究科教授)
コンペの募集期間
2019年06月01日(土) から 2019年09月10日(火) まで
コンペの日程
作品の登録期間   2019年6月1日(土)~ 2019年9月10日(火)          
作品の提出期間   2019年7月1日(月) ~ 2019年9月10日(火)(当日消印有効)
一次審査結果通知  2019年9月下旬〜10月上旬 
二次審査および表彰 2019年10月26日(土) 佐賀県で開催
参加方法
作品の応募の方法及び期間
① 主催者事務局への郵送等(宅配便も含む)により受け付けます。*持参は受け付けません。
② 作品の受付期間は以下のとおりです。
  2019年7月1日(月)〜2019年9月10日(火)(当日消印有効)
③ 作品提出後、応募内容に変更のあった場合は、速やかに主催者までご連絡下さい。但し、やむを得ない場合を除き、応募に必要な書類内容の変更や作品の差し替えは一切認められません。

応募作品
① 応募に必要な提出物は以下の通りです。
a.応募用紙(応募申請書①)
参加者(代表者を含む)全ての氏名・所属大学(大学院)・学部(専攻)を記入して下さい。住所は代表者のみで構いません。ただし、申請書等書類に不備がある場合は、事務局よりご連絡させていただくことがあります。必ず連絡の取れる方を代表とし、代表者の連絡先に記入して下さい。
b.応募用紙(応募申請書②)
下記の内容をそれぞれ申請書に記載して下さい。記載形式(文章のみ、もしくはイラスト等を用いる)は自由ですが、最大でA4用紙2枚までとします。
  ・設計した住宅のコンセプトとPRポイント(構法の提案内容も含む)
  ・住宅全体の総額と使用木材の総額
  ・提案する住宅の施工により日本の森林整備にどのような効果をもたらすか
c.設計図(A1用紙1枚,パネル化しないこと)提出する設計図では以下の点に留意して作成して下さい。
  ・配置図、平面図、パースは最低限記載すること
・提案する木造住宅のイメージが分かりやすく表現されていること
  ・住人や利用方法等の記載
  ・提案する住宅のダイアグラムの記載    
d.設計図のデータ(設計図<A1用紙>として提出する作品のデータ)
  ・ファイルはjpegあるいはPDF形式で提出
  ・データはメールで送付すること(メールは問い合わせ先に記載しているアドレス宛送付)
  *大容量データを送付できるメール機能の利用をお願いします。
② 応募作品(申請書②も含む)には、署名および大学等名の記入をしないでください。
③ 二次審査の際に必要と思われる模型や、上記に掲げる以外の資料提出の必要はありませんが、 プレゼンテーションの際は、各自判断の上当日持参下さい。
④ 特定非営利活動法人「森林(もり)をつくろう」の理事長は、審査に際し必要と認める場合は、応募者等に対して提出資料の訂正もしくは追加を要請することがあります。
⑤ 審査において、明らかに過去の提案作品の模倣あるいは類似性があると認められる場合は、審査の対象外になる場合があります。
参加資格
大学等で建築を学ぶ学生(2019年4月1日時点で30歳以下)
著作権の取扱について
① 応募作品は、原則として返却しません。
② 他のコンペ等に入賞した作品や、他の団体等に権利のある作品の応募は認められません。
③ 本コンペに入賞した作品の著作権は応募者に帰属しますが、入選作品の発表に関する権利は主催者に帰属します。作品の提出をもって、出版物などに適宜掲載することを応募者が許諾したものとみなします。
④ 応募する作品に関するデザイン・意匠等は応募者の責任において知的財産法等の各種法律をクリアしているものとします。
主催
特定非営利活動法人森林をつくろう
お問い合わせ先
〒842-0202   佐賀県神埼市脊振町鹿路585番地1
         特定非営利活動法人 森林をつくろう(担当:佐藤和歌子)
             TEL 0952–65–4176
             FAX 0952–59–2748
             MAIL info*mori-tukurou.com(*部分を@に変更してください)
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