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奈良大学を運営する学校法人奈良大学は、令和7年に創立100周年を迎えました。これを記念して、奈良の風景を撮り続けた写真家・井上博道氏の想いを受け継ぐ井上博道記念館とともに、「奈良万葉」写真コンテストを開催します。
コンテストでは万葉集の歌にインスピレーションを受けた写真を、令和7年12月1日（月）～令和8年1月31日（土）まで募集しています。

 
このコンテストでは、1300年以上前に詠まれた「万葉集」を、現代の視点で見つめ直し、奈良から全国へと広がる文化のつながりを、写真という表現を通して感じてもらうことを目指しています。

 
万葉集には、奈良をはじめ日本各地の風景や、人々の想いが詠まれています。その舞台は全国に広がっており、自然や歴史、暮らしの情景が歌に込められています。コンテストでは、そんな万葉の歌にインスピレーションを受けた写真作品を募集します。「写真 ×万葉集 ×自分の感性」という新しい表現に挑戦してみませんか。スマホで撮影した作品も歓迎です。
日常の中でふと感じた風景や心に響いた瞬間を、万葉集のどの歌をイメージして撮影したか、その歌にどんな想いがあるかを添えてご応募ください。

 
審査委員は写真家で日本写真芸術学会理事、元東京工芸大学教授の田中仁氏、井上博道記念館 井上千鶴氏、奈良大学附属高等学校長 堀川忠道、奈良大学文学部国文学科准教授 鈴木喬が務め、一般の部から最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)、井上博道記念館賞(2点)、奈良大学賞(2点)を決定。高校生の部からは奈良大学学長賞(4点)を決定します。高校生の方もぜひチャレンジしてください。

 
受賞作品は井上博道記念館ギャラリーで、令和8年3月26日（木）～28日（土）、4月2日（木）～4日（土）の6日間展示されます。