第118回(2022年春)有田国際陶磁展
- 締切
- 2022年03月22日(火)
- コンペの概要
有田国際陶磁展の始まりは、日清戦争後の不況対策として、当時の香蘭社社長・九代深川栄左ヱ門や有田磁器合資会社社長・田代呈一らの呼びかけで明治29年(1896年)、有田町の桂雲寺で行われた「陶磁器品評会」にさかのぼります。
不況の中、有田焼の名前に慢心して品質改良に取り組まない陶業者を憂い、技術の競争と知識の増進のため「品評会」を開くことを呼びかけたのです。この第1回の陶磁器品評会は、明治29年3月1日から5日まで開催され、出品人数141人、出品点数784点でした。
その後、年一回の行事として開催され、大正4年(1915年)からは「蔵ざらえ(現在の有田陶器市)」を企画し、品評会と同時開催するようになりました。
戦争のために休止を余儀なくされることもありましたが、名称や会場の変更を行い、有田焼創業400年を迎えた、平成28年の第113回からは「九州山口陶磁展」から「有田国際陶磁展」へと名称を変更し開催しています。令和2年には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るい、戦後初めて休止を余儀なくされましたが、翌年である令和3年より再開されています。
本陶磁展は、100年を越える歴史の中で、重要無形文化財保持者(人間国宝)や日本芸術院会員をはじめ、多くの陶芸家を輩出しており、今後もより良い展示会となるよう努力していきます。今回も「陶磁器品評会」が始まった頃の初心を忘れず、陶磁器文化と産業の発展の一翼を担う陶磁展として第118回目の展示会を開催し、多くの意欲ある作品を募集します。
- 賞
-
- 最高賞金
- 100 万円
美術工芸品・オブジェ部門
町長賞や外国籍の出品者を対象とした陶都有田国際交流協会賞 1 名など、計 15賞ほど予定
(1位 副賞 100 万円、2位 副賞 30 万円、3位 副賞 10 万円)
産業陶磁器部門
町長賞や外国籍の出品者を対象とした陶都有田国際交流協会賞 1 名など、計 19賞ほど予定
(1位 副賞 50 万円、2位 副賞 30 万円、3位 副賞 10 万円)
募集要項
- コンペの募集内容
- 美術工芸品・オブジェ部門
応募条件:
■ 出品作品は自作で未発表の陶磁作品とすること。
■ 出品者に意匠権等が帰属していない場合は、デザイナー名や作家名も併せて記載し、出品について本人の承諾を得ていること。
■ 出品作品の大きさは、縦、横、奥行のそれぞれの長さが80cm以内とすること。
■ 自立または付属の補助具により自立して展示可能なもので補助具を含め上記の大きさの範囲内のもの。
※出品作品は審査の結果、展示しない場合があります。
■ 会社、窯元名だけでなく作者名を記載すること。
■ 日本語での意思疎通および、申込みができること。できない場合は通訳等の代理人を立てること。
産業陶磁器部門
応募条件:
■ 出品作品は、自作で、他公募展で受賞しておらず、かつ市場に広く流通していない陶磁製品とすること。
■ 出品者に意匠権等が帰属していない場合は、デザイナー名や作家名も併せて記載し、出品について本人の承諾を得ていること。
■ 出品作品の大きさは、縦、横、奥行のそれぞれの長さが80cm以内とすること。
■ 1つの出品あたりの構成点数は 6 点までとすること。(厳守)
※出品作品は審査の結果、展示しない場合があります。
■ 追加生産が可能な製品であること。
■ 必ず商品としての最終小売価格を表示すること。
※非売品は出品の対象としません。
※佐賀県立九州陶磁文化館にて産業陶磁器部門の1位~3位の作品と同じ作品を展示しますので、1位~3位受賞者には4月27日までに受賞作品と同じ作品をもう一点搬入していただきます。
■ 日本語での意思疎通および、申込みができること。できない場合は通訳等の代理人を立てること。
- コンペの募集期間
- 2021年12月10日(金) から 2022年03月22日(火) まで
- コンペの日程
- 美術工芸品・オブジェ部門
■~3月22日(16時)
・応募(応募フォームから申込み、または申込書の送付)
・応募料の払込み・作品の輸送搬入
■3月20日~3月22日(9時~16時)
・作品の搬入(佐賀県立九州陶磁文化館)
■4月上旬 ・審査結果発表
■4月中旬 ・審査結果通知
■4月28日 ・表彰式(佐賀県立九州陶磁文化館)
■4月29日~5月8日 ・作品の展示(佐賀県立九州陶磁文化館)
■4月29日~5月10日 ・選外作品の搬出(佐賀県立九州陶磁文化館)
■5月9日、10日 ・入選・入賞作品の搬出(佐賀県立九州陶磁文化館)
産業陶磁器部門
■~3月22日(16時)
・応募(応募フォームから申込み、または申込書の送付)
・応募料の払込み・作品の輸送搬入
■3月20日~3月22日(9時~16時)
・作品の搬入(佐賀県陶磁器工業協同組合)
■4月上旬 ・審査結果発表
■4月中旬 ・審査結果通知
■~4月27日 ・1位から3位受賞作品と同じ作品の搬入(佐賀県立九州陶磁文化館)
■4月28日 ・表彰式(佐賀県立九州陶磁文化館)
■4月29日~5月8日 ・作品の展示(佐賀県陶磁器工業協同組合)
■5月9日、10日 ・作品の搬出(佐賀県陶磁器工業協同組合)
- 参加資格
- 日本に居住する者(在日外国人を含む)※新型コロナウイルス感染症拡大防止のために海外からの出品はできません。
- 著作権の取扱について
- 出品作品の著作権、意匠権は応募者本人に帰属しますが、主催者は展示作品を紹介した刊行物、撮影した写真及びデータを無償で展示・掲載・公表する権利を有するものとします。また、展示期間中は、観覧者による写真撮影を可能とし、SNS等への掲載をフリーといたします。
・ 出品者の個人情報は、報道機関等への入選・入賞発表、関係者並びに協賛・後援団体への提供資料の作成、作品図録、ホームページ掲載などのために使用します。
美術工芸品・オブジェ部門
・ 図録には、承諾をいただいた美術工芸品・オブジェ部門の入選・入賞者の住所、氏名、電話番号を掲載します。出品申込書の掲載を希望する事項を囲んでください。囲んである事項のみ掲載します。未記入の方は、氏名及び住所の市区町村まで記載し、電話番号等は記載しません。
※図録は、一般配布、ホームページ等へ掲載を予定しています。
産業陶磁器部門
・ 図録には、承諾をいただいた産業陶磁器部門の全出品者の住所、氏名、電話番号を掲載しますので出品申込書の掲載を希望する事項を囲んでください。囲んである事項のみ掲載します。未記入の方は、氏名及び住所の市区町村まで記載し、電話番号等は記載しません。
※図録は、一般配布、ホームページ等へ掲載を予定しています。
- 主催
- 佐賀県・有田町・有田商工会議所
- 応募方法
- 両部門共通
作品を自己搬入される方
■ 3月20日〜3月22日 9時から16時までに搬入場所へ申込書、応募料、作品を持参し、受付で提出してください。
■ 応募については、日本語による記入をお願いします。
作品を輸送搬入される方
■ 3月22日(火)16時までに有田国際陶磁展ホームページの応募フォームからお申し込みいただくか、申込書を事務局へ送付してください。(必着)
※作品に同封いただく場合は、作品搬入の期日内に到着するようご留意ください。
(有田国際陶磁展ホームページ http://www.town.arita.lg.jp/main/120.html)
・申込書送付先(作品の搬入先ではありません)
〒849-4192 佐賀県西松浦郡有田町立部乙 2202 番地 有田町商工観光課内 有田国際陶磁展事務局 ℡:0955-46-2500
■ 応募料を3月22日(火)16時までに払込みをお願いします。
・応募料払込先 下記口座に振込をお願いします。
銀行:佐賀銀行 支店:有田支店(店番 685) 種別:普通預金
名義:有田国際陶磁展(アリタコクサイトウジテン) 口座番号:700656
※振込の際に出品者氏名の記載をお願いします(10 文字以内)
出品者氏名の記載がない場合申込手続き完了となりません。
■ 応募する作品を、3月22日(火)16時までに搬入場所へ輸送してください。
応募料 : 両部門共に1つの出品につき5,000円。
- 会場(搬入先)
- 美術工芸品・オブジェ部門➡佐賀県立九州陶磁文化館
産業陶磁器部門➡佐賀県陶磁器工業協同組合
- 注意事項
- ■ 申込書は有田国際陶磁展ホームページからダウンロードしていただくか、事務局にお問い合わせください。
■ 申込書の送料及び応募料に係る払込手数料は応募者にご負担いただきます。
■ 募集要項の「作品の搬入」をよくお読みいただき、搬入してください。
■ 応募用紙の氏名欄に、会社名などと個人名が記載されている場合は、主催者側で標記を合わせる場合があります。
- お問い合わせ先
- 有田国際陶磁展事務局
〒849-4192 佐賀県西松浦郡有田町立部乙2202番地 商工観光課内
電話:0955-46-2500 ファックス:0955-46-2100
E-mail:syoko@town.arita.lg.jp
http://www.town.arita.lg.jp/main/120.html
- 公式ホームページ
-
第118回(2022年春)有田国際陶磁展
URL: https://www.town.arita.lg.jp/main/120.html